FC2ブログ

NTRの館 (寝取られの館)

リンクフリー。寝取られモノの新作紹介、レビュー、反応まとめのブログです。
NTRの館 (寝取られの館) TOP  >  スポンサー広告 >  寝取られ系SS >  寝取られ系SS 【シティーハンター】
注目サイトの最新記事
NTR系同人サークルの制作日記

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --年--月--日 --:-- ] カテゴリ:スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

寝取られ系SS 【シティーハンター】

香×?のカップリング。
過去、2ちゃんねるにあった寝取られ物のSS。
結構な長さがあります。


『ズルイ女』

--------優しい人がいい。

寂しい時に側にいてくれて。
優しい言葉だけをかけてくれて。
ひと時の安らぎを与えてくれる。


--------薄情な人がいい。

私がどこの誰でも構わないような。
私を抱いたすぐ後に、
平気で他の女を抱けるような。

決して私を愛したりしないような。


--------そんな男がいい。


「あ・・・はっ・・・はぁん・・・!」

昼も夜もなく、暗く締め切られたホテルの一室に、
ピチャピチャという水音と荒い息遣いと女の嬌声が響き渡る。
大きなベッドの上で、男は女の股間に顔を埋め、
仔犬のように熱心に、飽くことなく溢れる蜜を嘗め上げていた。

「ああっ!・・・あっもう・・・」
女の指が、もどかし気に男の頭髪を弄る。
「もう、イきそう?」
「く・・・」
下半身に渦巻く苦しい程の快楽の逃げ場を求めて、
女は四肢をこわばらせた。
その瞬間、男が女の下半身を解放し、ついと身を起こす。
「や・・・っ」
突然に放り出され、快感に潤んだ眼を向けると、
男が楽しげな表情で女を見下ろしていた。
「今日は凄く感じやすいんだね、香」
「・・・ね、もう・・・」
「だめだよ。久しぶりだから、もっと香の感じてるところを見せて」
耳元で甘く囁きながら、触れるか触れないかの微妙なタッチで、
豊かな白い胸を掌全体で撫で上げる。

「ああ・・・」
そのもどかしい動きに、女の体がプルプルと震える。
「可愛いよ、香・・・」
「あ」
男の親指の腹が固く勃ち上がった先端を掠め、女の体が小さく跳ねた。
「だめ・・・ねえ・・・もう・・・だめ」
「何がだめなの?どうして欲しい?」
両方の胸の先を柔々と摘みながら問いかける。
「あ・・・もう、触って・・・」
「触ってるよ」
ほら、とでも言うように、両指に力を加え、
痛いほど紅く勃ち上がった乳首を捻り上げる。
「きゃ・・・ああ、もう・・・もう・・・」
女の体が大きく上下に波打った。
「ふ・・・このまま、胸だけで、イっちゃう?」
「やっ・・・ねえお願い・・・ちゃんと、触って・・・中に・・・頂戴・・・」
消え入りそうな女の哀願に、男は小さく笑った。
「----分かったよ。香のお願いなら、何でも聞いてあげる」
軽く女の頬に口付けを落とし、男はいったん体を離した。

間を置かず、男の長い指が、女の蕩けきった下肢の狭間へと伸びる。
「ああっ・・・!」
人差し指と中指を揃えて一気に中に突き立てると、
女の体が、ひと際大きく跳ね上がった。
わざと音を立てるように、ぐちゃぐちゃと中をかき回す。
内部の上壁の感じる部分を探りながら、
親指で大きく膨れ上がった剥き出しの花芽を刺激する。
「あ・・・ああっ!」
限界まで張り詰めていた女の体は、
一気に快楽の淵へと駆け昇った。


「自分だけ満足して、ズルイな・・・」
完全に気をやり脱力しきった女の体を、男の手が容赦なく拓く。
「あ・・・」
男は熱くそそり勃った自身を、
まだビクビクと痙攣を続ける女の部分にあてがい、軽く入り口を刺激した。
「あ・・・ちょ・・・ま・・・」
「でも香のここは、欲しいって言ってるよ?ほら」
ぐっと腰を突き出し、亀頭の部分を押し込むと、
女の内部は中へ中へとそれを引き込むように蠢いた。
男は微笑んで、一息に己の全てを女の中に捻じ込んだ。
「ああっ!・・・・はぁあん!」
休む間もなく立て続けに大きく体を揺さぶられる。
強過ぎる刺激に、女ははらはらと涙をこぼし、甘い声で鳴き続け、
ただ、ひたすらに、男から与えられる快楽のみを追い続けた。

熱いシャワーを浴びて、髪を乾かし、
気だるさの残る体にゆっくりとした動作で服を纏っていく。

時間の感覚のない部屋で、ベッドサイドのデジタル時計を見る。

もう夕方だ。早く買い物をして帰らなきゃ。
昨日終わった依頼の報酬が振り込まれているはずだから、
普段よりちょっぴり高いお肉を買おう。あいつも喜ぶ。

そんなことをつらつらと考えながら身支度を整えていると、
バスルームから彼が出て来た。

「早いね。もう、行っちゃうの?」
「うん、行っちゃうの」
「たまには、夕飯でも一緒にどうかと思ったんだけど」
「ごめんね。また今度」
「残念。じゃあ、また今度」

さして残念でもなさそうに、あっさり見送ってくれる。
彼のこういう所が好きだ。

彼は何も聞かない。
私が何者かも、二人の関係のことも、次の約束のことも。
その優しさに感謝のキスを送り、
軽く手を振って部屋を後にした。


建物を出ると、眩暈を起こすほど強い西日が、容赦なく体を射抜いた。
アスファルトに長く伸びる自分の影を追いながら、
あいつのことを考える。

昨夜依頼が終わったばかりだから、
どうせ今日は昼過ぎまで寝てたでしょうね。
それからまたいつものナンパかな。
朝昼兼用の食事を作って出たけど、
あの程度の量じゃ、きっともうお腹を空かせてる。
でかい図体して、万年欠食児童みたいに、
腹減った腹減ったと大騒ぎするんだから、あいつ。

まあでも、この商売、体が資本なんだから、仕方ないわよね。
昨日だって、あいつ独りで・・・

----ああ、やめたやめた。暗く考えても仕方ない。
とりあえず、今日は美味しいお肉を、いっぱいあいつに食べさせてあげよう。


背後からオレンジの日差しがぐんぐん自分を追い立てる。

早く、買い物をして家に帰らなくちゃ。
早く、早く。
あいつが帰って来る前に。

温かな食事と、柔らかな寝床を用意して。

「おかえりなさい」を言ってあげる。


そうやって、ずっと--------あいつのママでいられればいい。


『逢魔が刻』

香の様子がおかしいと思い始めたのは、いつ頃だったか。
表面上は今までと何ら変わりのない生活を送っている。
毎日伝言板とキャッツに寄り、
依頼がないことを嘆き、依頼があるときは歓喜し、
くるくると俺の身の回りの世話を焼き、ちょくちょくハンマーを振り回し------
そう、何ら変わることのない。いつもの香だ。
しかし、どこがどうと、はっきりとは言えないのだが、
ふとした時の雰囲気や、そのちょっとした仕草に違和感を覚える機会が増えた。
その違和感を感じる度に、訳も分からず、不安になる。

それとなく香の近辺に探りを入れてみたが、
特に目ぼしい情報もなく、徒労に終わる。
美樹ちゃんなどからは、逆に心当たりはないのかと厳しく追求され、
ミックに至っては、この俺に見当違いな言いがかりを付けて絡んで来る始末だ。

俺が?香と?

-----------------あり得ない。

奥多摩で二人の気持ちを確認した後も、
俺達の関係は何ら変わることはなかった。
そのことで、周囲の連中は、ことあるごとにあれやこれやと口喧しく、
余計なおせっかいを焼こうとしたが、あいつらに何が分かるというんだ。
香は俺にとって、唯一愛せる家族なんだ。
槇村亡き後、二人で傷を舐め合うように寄り添い、互いに埋め合い、常に側にいた。
そうやって二人で長年築き上げてきた信頼が、二人を他人以上の絆で結び付けた。
俺にとって香は、最後のパートナーであり、家族であり、守るべき全てなんだ。
安っぽい男と女の関係になれるほど、軽いものではない。

それは香も同じだろう。

確かに最初に出会った頃は、恋愛感情ともいえないような少女めいた淡い恋心を、
香が俺に対して抱いていたのは事実だ。
しかし、しょせん男女の恋愛など、勘違いの上にしか成立しない。
今まで俺を好きだと言った、どんな女もそうだった。
俺という人間を知れば、甘っちょろい恋愛感情など、すぐに冷めて離れて行ってしまう。
香だけだ。あそこまで俺という人間を知りながら、なお俺の側にい続けようとしてくれるのは。
それは紛れもない。香にとっても、俺が家族だからだ。

----その、はずだ。



なのに何故だろう。
香の家族としての俺への愛は疑いようもないのに、
最近の香の微妙な変化に、俺はどうしようもない不安と焦燥を感じていた。
頭の中に警鐘が鳴り響く。
俺は何かを見落としてるんじゃないか?
取り返しのつかない過ちを犯しているのではないか?
香は本当に、俺の信じる香なんだろうか?


---------何を考えてるんだ。俺は。

逢魔が刻。昼と夜の交わる場所。
セピア色に染まる街並は、全てにおいて曖昧で、
己の存在すら危うくなる。


早く、家に帰ろう。

早く、早く。

家に帰れば、いつもの香が待っている。

温かな食事と、柔らかな寝床を用意して。

いつものように「おかえりなさい」と迎えてくれる。


そんな甘い夢のような生活に--------俺は溺れきっていた


『紅い弾丸』

「おかえりなさい。今日は早いのね」
家に帰ると、いつも通りの香が俺を迎えてくれた。
美味そうな夕飯の匂いと、いつものシャンプーの香り。
「もう風呂入ったのか?」
「うん。お夕飯作ってたら汗かいちゃって。リョウも先にお風呂入る?」
「いや、とっとと飯にしてくれ。俺もう腹減って死にそう~」
「もうお腹減ったのぉ?お昼あれだけ食べといて!」
香が大げさに、呆れたという顔をする。
「あんなんじゃすぐ消化しちまうよ!俺は育ち盛りなの!」
それを受けて、俺も大げさに、子供のように拗ねた表情を作る。
ままごとのような日常。
「今日は報酬が入ったから、ちょっぴり奮発したのよ」
「おまーは普段ケチケチし過ぎ」
「あんたがちゃんと働かないのが悪いんじゃない!」
軽口を叩き合いながらの、賑やかな食卓。

いつも通りの二人の時間を過ごしていると、
先ほど訳の分からない不安を抱えていた自分がバカバカしく思えてくる。
(香は香じゃねえか。俺は何を不安に思ってたんだ?)
そうやって自分を納得させ、不可解な香の変化については、深く考えないことにした。

依頼が終わったばかりで、珍しく懐が温かいせいか、香の機嫌も悪くない。
今宵は久々に、歌舞伎町でもっこりナイトと行きますか。
ルミちゃん待っててね~♪
俺はようやくいつもの調子を取り戻し、鼻歌を歌いながら、
夜の街へと繰り出して行った。

-----頭の片隅で鳴り続ける警鐘には、気付かぬ振りをして。

それからまた、普段通りの日々が続いた。
俺は昼までぐーたら寝て、香に叩き起こされ、
昼は日課のナンパに出かけ、香にハンマーを食らい、
夜は情報収集という名の夜遊びをしまくり、朝帰りをして香に簀巻きにされ-----
そんなふうに、表面上、日々は穏やかに過ぎていった。



-----だから、久々に顔を出したオカマバーのママからその話を聞いたとき、
俺はまさに青天の霹靂、寝耳に水で、聞いた瞬間頭が真っ白になり、
何を言われたのか、すぐには理解ができない程の衝撃を受けた。

「リョウちゃん、私見ちゃったわよ~香ちゃんが、すっごくイイ男と浮気してるとこ♪」

ママは、ようやく俺をからかうことが出来て嬉しくてたまらない、
といった様子で、俺の隣に座るなり、野太い声で歌うようにそう言った。

俺は飲みかけの水割りを盛大に噴き出した。
「ぶっ・・・はあ?何言ってんの?」
心底驚いた顔で聞き返す。
「あら?リョウちゃん、まさか知らなかったの?」
ママはさも意外だという顔をして、平然と言ってのけた。
「もう随分前のことだから、当然リョウちゃんも知ってるもんだと思ってたわ。
ミックも知っていたし」

ミック?ミックも知っていただと?

香に何らかの変化を認めて以来、奴はことあるごとに、
俺に、俺と香との関係を追及して来た。
それが鬱陶しくて、最近ではわざとあいつが行きそうな店を避けていたのだが------

香が浮気?ミックも知っていた?随分前から?


呆然とする俺を尻目に、ママはカラカラと笑いながら、なおも続けた。
「あらあら、言っちゃまずかったかしらねぇ。香ちゃんに悪いことしちゃったわぁ」
俺は急激に喉の乾きを覚え、何とか自分を立て直そうと、一気に水割りを煽った。
「浮気って・・・あいつと俺は、そもそもそういう関係じゃねえし・・・」
体裁を取り繕うため、無理矢理言葉を絞り出す。
先ほどからのママの一連の言葉が、
半死状態の俺の脳みその上っ面を、クルクルと回り続けていた。
「もう、照れちゃって!最近香ちゃんキレイになったって評判よぉ。
リョウちゃんもウカウカしてらんないわね!ほら、見てみなさいよ!」
そう言ってママが、どこからともなく取り出したのは、
綺麗に着飾った香が、やたらイイ男と絡み合っている、一枚の写真------------

----------------------------------------の載った、ファッション雑誌だった。

俺は、思いっ切り脱力した。
知らず知らずのうちに詰めていた息を、大きく吐き出す。



「浮気って、これかよ・・・」
「なーんだ。やっぱり知ってたの?」
「いや、知らなかったけど~」

2ヶ月ほど前から、香の親友でファッションデザイナーである絵里子が、
パリから日本に帰国していることは知っていた。
最近ではちょくちょく、香をランチに誘ったりもしているらしい。

(どうせ、絵里子さんに脅されるか、泣きつかれるかして、
似合いもしねえモデルなんてやらされたんだろうな、香の奴)

裏の世界などより、よっぽど香に似合っているという事実は、敢えて無視した。

(この件を俺に黙っていたのは、言う必要がないと思っていたのか、
モデルをすることにあまり良い顔をしない俺に、敢えて隠していたのか
・・・・・・多分、後者だな)

ようやく脳みそがまともに働き始めたことを実感すると同時に、
香が俺に隠し事をしていたことに対して、わずかながらの苛立ちを覚えた。

「でもこうやって見ると、香ちゃんって本当にキレイよねえ!
普段の香ちゃんからは想像もできないくらい、女っぽくって艶っぽいし。
最初はこの私ですら、これが彼女だと気付かなかったほどよぉ」
ろくに写真を見ようともしない俺に、ママが無理矢理雑誌を突きつける。

確かに写真の中の香は、明らかにいつもと違って見えた。
肩と胸元が大きく露出した深紅のドレスを纏い、
太ももまである大きなスリットから、形の良い白い脚を覗かせ、
血のように紅いルージュの唇に、艶やかな笑みを浮かべている。
そして何より、隣に立つ男性モデルと四肢を絡ませているその様は、
まるで情事の最中を思わせ、香の中の「女」を強烈に引き出していた。


頭の中の警鐘音が、一段と大きくなる。


----------------俺はその音から逃れたくて、
その夜はバカみたいに飲みまくり、アホみたいに騒いで、
前後不覚に陥るほど酔い潰れたのだった。



どこをどう彷徨ったのか、気が付いたら家に居た。
やけに喉が乾いている。
ミネラルウォーターを飲もうと冷蔵庫を開けると、中は空っぽだった。
俺は文句を言ってやろうと、あいつの姿を探す。

あいつ----------------そう、香だ。

香はどこだ?

台所にも、リビングにも、香の姿は見当たらない。
あいつの部屋を覗いてみたが、そこにも香はいなかった。
「香ぃー」
俺はあいつの名前を呼びながら、次々と扉を開ける。
俺の寝室、ベランダ、屋上。
どこにも、香の姿はなかった。
俺は迷い子のように途方にくれて、
ただウロウロと、あいつの姿を求めて家中を探し回った。
残るは地下だけ。
俺は地下へと続く細い階段を、一段一段ゆっくりと降りて行った。

あいつはもうこの家にはいないのかもしれない。

俺を置いて出て行ったのかもしれない。

俺はまた独り取り残されるのか?

泣き叫びたい程の不安が急速に俺を襲う。
頭が痛い。
足元がおぼつかない。
グラグラする。

俺は壁に縋り付きながら、何とか階段を降りきり、
震える手で、地下室の重い扉を開けた。




香が--------------居た。

「何だ。こんなところに居たのか、香」

香の姿を見付けたことに安堵し、
香に近付こうと、地下室に足を踏み入れようとした-----
その時、俺は香の異変に気付いた。

香は、独りではなかった。
見知らぬ男が、香に覆い被さっている。
「香から離れろっ!」
俺はとっさにパイソンを抜き、銃口をその男に向ける。
「香っ!こっちに来い!」
香に向かって手を伸ばすが、香はこちらを見ようともしない。
それどころか、その男の背に腕を回し、強くしがみ付き、
更には高く持ち上げた脚を、その男の腰に絡み付かせていた。

香は-----全裸だった。

「香っ!」

俺は悲鳴のような声で香の名を呼び続けた。



香は俺を見ようとしない。
今まで見たこともないような妖艶な顔で、
聞いたこともないような淫猥な声で、
真っ白な肌を桃色に上気させ、
全身で、男に答えていた。


-----気が、狂いそうだった。


香 香 香 香っ!


「うぉおおおおおおおおっ!!」

俺は獣のような雄叫びを上げながら、
絡み合う二人に向かって、パイソンをぶっ放した。
銀色の弾が、違うことなく真っ直ぐに、香もろとも男を撃ち抜いた。
辺りに鮮血が飛び散る。

呆然と立ちすくむ俺に、
全身を真っ赤に染めた香が、ゆっくりと視線を向ける。


そして、その血よりも紅い唇で、うっとりと俺に微笑みかけたのだった---------




-------目覚めは、最悪だった。

悪夢の余韻を振り払いたくて、無理矢理寝床から這い出す。
ズキズキと痛む頭を抱え、ズルズルと重い体を引き摺り、
吐きそうな胃をなだめながら、キッチンに向かった。


光に満ち溢れたキッチンでは、香がいつも通り、
下手な鼻歌なんぞ歌いながら、せっせと料理に勤しんでいた。
ドアにもたれたまま、その後姿をぼんやり眺めていると、
俺に気付いた香が、こちらを振り返り、明るく笑った。

「あら、お早う。自分から起きて来るなんて、珍しいじゃない!」
香の声が、二日酔いの頭にガンガン響く。
「~~~~~香ちゃん、もうちょい静かに喋って・・・」
俺はぐったりとリビングのソファに倒れ込んだ。
「み・・・・・・みず・・・」
「もう!あんなに飲み過ぎるからでしょ!
明け方玄関に倒れ込んだあんたを寝室に運ぶの、すっごく大変だったんだから!」
香は更に声のトーンを上げて、容赦なくぎゃんぎゃんと声を荒げる。
それでも、冷たいミネラルウォーターを入れたコップを差し出すその手は優しかった。
それを一気に流し込み、やっと喉の辺りに込み上げていたすっぱいものをやり過ごす。


「その様子じゃ、朝ご飯は無理そうね。と、言っても、もう昼近いけど」
「う~~~~こんっな状態で、お前のマズイ飯なんか食えるかよ・・・」
どんな状況でも、憎まれ口ならいくらでも出て来る。
「マズイ飯で悪かったわね!こんなことなら、ご飯作るんじゃなかったわ。
どうせあんたの分だけなんだから」
ブツブツ文句を言いながら、さり気なくお代わりの水を用意するために
キッチンに向かう香を目で追った。
エプロンを外した香は、普段より幾分綺麗めな格好をしており、
その顔にも、軽く化粧が施されていた。
「-------どっか出掛けるのか?」
俺は香の差し出す2杯目の水を受け取りながら、何気なく聞いた。
「絵里子にランチに誘われたの。だから今日は、ちょっと恵比寿の方まで行って来るわね。
夕方には戻るから」
「ふ~ん」
絵里子さんの名前を聞いて、俺は昨夜の嫌な出来事を思い出した。
そもそもこいつが俺に変な隠し事をしたりするから、
俺がこんなに飲むハメになったんじゃないか!
半ば八つ当たり気味に、出掛けようとする香に向かって、嫌味を言った。
「お前また、絵里子さんに頼まれてモデルのバイトしたりしてんじゃねえだろうな?
こういう商売やってんだから、下手に顔売るような真似すんなよ」
少しは慌てればいいと思って言ってやったのに、予想に反し、香は平然としていた。
「当たり前じゃない。そんなことくらい、私だって分かってるわよ」
香には些かの動揺も見られない。

動揺したのは俺の方だ。

香は元来隠し事が下手だ。まして嘘を吐くことなど、尚更。
だから、俺が香の嘘を見抜くのなんて、簡単なことだと思っていた。

しかし、今、目の前にいる香は、平然と俺に嘘を吐いている。

「じゃあ、私、行って来るから」

軽やかな足取りで出て行く香を、俺は呆然と見送った。





二日酔いで、頭が上手く働かない。
それでも、頭に鳴り響く警鐘音が、もう無視できないところまで来ていることを、俺に知らせた。

「-----ったく、手間掛けさせんじゃねえよ」

俺は手早くシャワーを浴びて、体に残る酒気を抜き、
赤いクーパーに乗り込んで、香の跡を追った。


香の服に付けた発信機を辿ると、香はまだ新宿駅の東口近辺にいた。
恐らく埼京線を使って恵比寿に向かうつもりだろう。
裏道を飛ばして、とりあえず恵比寿駅に先回りし、香が現れるのを待つ。
煙草をふかし、発信機の位置を確認しながら、ジリジリ待った。

---------------来た。

家を出る時にはしていなかったサングラスをかけた香が、
駅から姿を現し、足早に人波に紛れて行った。
背が高く颯爽と歩くその姿は、人ごみの中でも充分目立つ。
俺は香に気付かれないように距離を置き、そのまま車で跡を付けた。
(まるで人妻の浮気調査をする探偵だな)
ふとそんな考えが頭を過ぎり、俺は自嘲気味に笑った。

香は駅からほど近いとあるビルの中に姿を消した。
それは洒落たファッションビルで、1Fと2Fはブランドショップ、
その上の階は、撮影スタジオと、いくつかの事務所が入っているようだった。


ここで仕事中の絵里子さんと待ち合わせをしているのだろうか?
まさかこのまま、ここでモデルの仕事をさせられてるんじゃあるまいな?

このまま香が出て来るのを待つか、ビルの中に乗り込むか。
決めあぐねていると、香がすぐにビルから出て来た。
独りでビルの前に立ち、キョロキョロと辺りを見回している。
やがて、ビルの裏手から現れた一台の車が、すっと香の前に止まった。
香は微笑みながらその車の方に歩を進める。
背の高い男が運転席から降りて来て、助手席に回りこみ、恭しくドアを開け、
香を助手席へと導いた。
助手席のドアを閉め、再び運転席に向かうその男の顔を見て、俺は吃驚した。
そいつは、例の写真で、香に寄り添い、四肢を絡め合っていた-----あの男だ。


香が? 男と?


-------体中の血液が、一気に逆流した。

ファッション誌の中で、艶やかな笑みを浮かべていた香と、
昨夜の悪夢の中の香が、オーバーラップする。


落ち着け。あれは夢だ。


自分自身に言い聞かせながら、
慎重に、動き出したその車の跡を追った。


---------冷静になれ。


香が、あの香が、俺に嘘を吐いて男と会ったりするはずがない。
あの男は、絵里子さんが使っているモデルだ。
この後、絵里子さんと合流するつもりかもしれないじゃないか。

しかし、俺のバカみたいな希望的観測は、あっさりと打ち砕かれた。

二人は誰とも合流することなく、駒沢通り沿いのカフェでランチを食べ、
再び車に乗り込むと、今度は渋谷の道玄坂方面へと向かった。


もう疑いようもない。


----------------香は、俺を裏切ったのだ。



-------今、この瞬間が夢ではないと、いったい誰が言い切れるだろう。

ぬくぬくとした生活の中で、優しく俺に微笑む香。
全身を血で紅く染め上げ、妖艶な顔で微笑む香。
-------そして今、薄暗いラブホテルの駐車場で、呆然と俺を見つめる香。


どれが夢で、どれが現実だ?

なあ、教えてくれよ。


「香」


自分でも驚く程、冷たい声だった。
名を呼ばれ、香がビクンと身を竦ませる。

「香?どうかした?」
傍らの男が、明らかに様子のおかしい香の肩を抱きながら、尋ねた。
「知り合いか?」
突然目の前に立ち塞がった俺に、あからさまな不審の目を向ける。


-----その名を呼ぶな。

-----香に触れるな。


俺は無言で男に歩み寄ると、香の肩に回された男の腕を捻り上げた。
痛みに顔を歪めるその男を、そのまま剥き出しのコンクリートへと叩き付ける。
「ぐっ!」
「やめてっ!」
我に返った香が、慌てて男に駆け寄り、その体を支える。
「大丈夫?」
「あ、・・・ああ。あいつ、知り合い?」
「・・・うん。ごめんなさい」
泣き出しそうな顔で、うつむく香。

「香が謝ることないよ」
それを気遣い、そっと香の頬に手を伸ばす男。


互いに労わり合うその姿は、まさに相愛の恋人同士のそれで、
寄り添う二人はまるで絵のように美しく-------------反吐が出る。


「香」


俺はもはや、一瞬たりともこんな茶番に付き合う気はなかった。
全身から溢れ出す殺気を隠そうともせず、
絶対者の声で、香を呼ぶ。

俺の最後通告を、香は正しく理解した。
小さく、しかしはっきりとした声で、「ごめんなさい」と男に告げ、そっとその身を離した。

蒼白の顔が、真っ直ぐ俺に向けられる。

香はもう震えてはいなかった。
一歩、一歩、揺るぎない足取りで、俺に向かって歩いて来る。

強い意志を宿した、純粋で真っ直ぐな眼差し。

それは、確かに、俺のよく知る香だった。


そう、初めて会ったあの日から、
俺は、ずっとこの眼に魅かれていたんだ---------




「どうかなさいましたか?」
監視カメラで異変を察知したホテルの従業員が、奥の扉から姿を現した。
ラブホテルの駐車場で対峙する、長身の男二人と女一人。
どう見ても、三角関係の痴情の縺れだ。
ここで刃傷沙汰でもやらかされては堪らない。
「何かトラブルでしたら、警察を呼びますよ」
従業員も必死だ。
「何でもない。部屋はどれでもいい。キーをくれ」
俺は香の腕を強引に掴み、自分の元に引き寄せながら言った。
「か、かしこまりました。こちらへどうぞ」
有無を言わさぬ俺の迫力に、従業員は慌てて俺達をフロントへと案内する。
香は一瞬驚いたような顔をしたが、抵抗せず、素直に俺に従った。
完全に無視される形となって取り残されたもう一人の男に、
従業員が、ちらりと同情の視線を送った。



部屋は余計な装飾のないシンプルな部屋だった。
白木の家具で統一された室内は、そこらのシティホテルと変わらない。
ただ、部屋の中央に据えられた大きなベッドと、昼でも固く締め切られた窓、
妖しい光を放つピンクの間接照明が、
そこが、そのためだけの部屋だということを暗示していた。

大人しく部屋の中まで付いて来た香の腕を解放し、
軽くベッドへと突き飛ばす。
倒れ込んだ香は、慌てて身を起こし、乱れたスカートの裾を直した。
俺が、テーブル越しに向かいのソファーに腰を下ろすのを確認すると、
香は警戒しつつも、ベッドの端に浅く腰掛けた。

「-----さて、言い訳を聞こうか。香ちゃん」
俺は、一切の感情を交えない声で、切り出した。




心の中は、冷え冷えと冷め切っている。

こんな気持ちで、香と向かい合う日が来ようとは。

「-----言い訳って、何の?」
俺の意図を量りかねた香が聞き返す。
「絵梨子さんと会うんじゃあなかったのか?」
噛んで含めるように、ゆっくりと問うた。
「・・・・・・」
長い沈黙。香は答えない。
「答えられないのか?じゃあ、質問を変えよう。香、あの男は、何者だ?」
「・・・モデルをやっている人よ。二ヶ月くらい前、絵梨子の紹介で知り合ったの」
ようやく口を開いた香は、諦めたような、淡々とした口調で答えた。
俺も、淡々と尋問を続けた。
「あの男は、俺達の-----CITY HUNTERのことを、知っているのか?」
「-----知らないわ。彼は裏の世界とは全く関係のない人間よ。
私のことも、ただのモデルだと思ってる」
香は、あの男が表の人間であることを強調した。
「---そうだな。ちょっとでも俺達のことを知っていたら、
お前に手を出そうなんて、考えもしなかっただろうな」
「・・・・・・」

『槇村香に手を出したら命はない』
それは、裏の世界に関わる人間なら、どんな下っ端でも知っている不文律だ。
香を襲おうと狙った男達に、俺は一切の情け容赦を掛けなかった。
香の知らないところで、もう幾人もの男達を、闇に沈めてきた。
俺はそうやって、裏の世界の男達から、香を守ってきたのだ。

しかし、そんな脅しも、表の世界の人間には通用しない。
数年前の俺は、むしろ、香が表の世界の男と結ばれ、
裏の世界から脚を洗うことを望んでいた。
例えそれが自分の本意ではなかったとしても、
それが香の幸せなのだと、そう信じていた。

しかし、何年も香と共に暮らし、パートナーとしての信頼を深め合い、
家族としての確かな絆を築き上げるにつれ、
香を失いたくない-----という、身勝手な気持ちが、
日に日に俺の中で強くなっていった。



香を不幸にしたくない。
香を手放したくない。
板挟みの気持ちで苦しむ俺に、
救いを与えてくれたのも、香だった。

生きて、ずっと俺の側にいる、と。
俺の側にいることが幸せだ、と。

そう言ってくれた香から、俺に対する確かな愛情を感じ、俺は癒され、救われた。

ずっと共に生きよう。
絶対にお前を守りぬく。

-----そう誓った日々は、本当に幸せだった。

香が与えてくれる柔らかな日常は、
物心ついた時から戦場で育ち、母のぬくもりも知らず、
この世の地獄だけを見続けてきた俺に、地上の楽園を教えてくれた。

家に帰れば、香がいる。
温かな食事と、柔らかな寝床を用意して。
香が優しく、俺を迎えてくれる。

そんな甘い夢のような生活を失うのが怖くて、子供のように駄々を捏ね、
現実から目を背け、本当の香を見ようともしなかった。

頭の中の警鐘は、ずっと鳴り続けていたのに。


---------この世に、楽園など、ありはしない。あるのは、人間の欲望だけだ。



「あの男と、寝たのか?」

目の前に座る、もはや己の幻想ではない、
現実の、一人の女となった香に問いかける。

「寝たわ」

香は、俺の眼を見て、きっぱりと答えた。

「あの男に-----惚れているのか?」


-----これ以上、聞きたくない。

-----だが、聞かずにはいられない。


俺は香に、どんな答を期待しているのだろう?
一時の気の迷いだったと言い訳をし、
泣きながら俺に許しを乞い、
俺の足元に縋り付き、
俺の側にいると誓う
------そんな香の幻想が、頭を過る。

この期に及んで尚、香の優しさにしがみ付こうとする、
己の浅ましさに反吐が出る。


香は俺に許しを乞う必要などないのだ。
誰を愛そうと、誰と寝ようと、香の自由だ。
それを裏切りだと思うのは、俺のエゴだ。

俺は、死刑宣告を下される罪人のような気持ちで、
香の答を待った。



しかし、暫時逡巡した後、
香から発せられた答は、予期せぬものだった。

「-----別に」
香は、少しだけ視線を下に向け、ポツリと答えた。
それはまるで、叱られた子供のような風情だった。
「惚れてもいない男と、寝たのか?」
つい俺の言葉にも、香を詰る響きが混じる。
それを敏感に感じ取った香が、きっと顔を上げた。
「そうよ。悪い?」
わざと俺を挑発するように、蓮っ葉に言い捨てる。
俺は唖然とした。
こんな香を、俺は知らない。
「香・・お前!」
「彼とは、割り切った関係よ。リョウにも、分かるでしょ?」
挑戦的な眼で、俺を睨み付けてくる。


-----やめろ。やめてくれ。


「男が欲しくて、あの男と寝たってのか!?」
「そうよ!」

香の絶叫が、締め切った狭い部屋に響き渡る。
空気がピン、と張り詰めた。

やがて、苦しそうに顔を歪め、香が、喘ぐように、呟いた。

「リョウにとっても・・・その方が、都合が、いいんでしょ?」



-----何を言っているんだ?香は?

都合がいい?ああ、確かにそうだ。
現に俺はそうしてきた。
男女の関係は他に求め、香には家族としての絆だけを望んだ。
そうすれば永遠に-----------香を失わずに済むと、そう考えていた。

だから香もそうすると?
俺には優しい家族の顔だけを見せて、
男女の関係は他に求め、
俺には見せない女の顔で、あの男に抱かれ、
何でもない顔をして、ぬるま湯のようなあの日常を演じ続けると?

-----そうなのか?香?

俺は、呆然と、香を見つめた。

俺は、今の今まで、
香が現実に他の男に抱かれることなど、考えもしなかった。
自分の都合ばかりを押し付け、香の優しさに甘え、
女としての香を、ずっと無視し続けてきた。


-----これが、その報いなのか?


今まで築き上げてきたものが、ガラガラと、音を立てて崩れていく。



--------------------------------------許せない。


どうしようもない破壊的衝動が、俺の頭を支配する。


目の前の香は、泣きそうに潤んだ眼で、じっと俺を見つめている。

------------美しい女。

あの男は、この体に触れたのだ。
俺の知らない香を、あの男は知っているのだ。

冷たい刃金の糸が、ギリギリと俺の胸を締め付ける。


---------------------------------------許さない。


ズキズキと痛む心臓から垂れ流された血は、
やがて凍て付いた俺の心の中の、ぽっかりと開いた穴へと流れ込み、
急速に凝固し、一発の弾丸となった。


紅い弾丸は、俺の腹底に横たわる、漆黒の蛇の中に、カチリと納まる。

それが、合図だった。

もう何年も俺の中に眠り続けていた、獰猛な蛇が目を覚ます。

飢えた化物は、躊躇いもなく、目の前の極上の獲物へと牙を剥いた。



------もう、逃がさない。

  香


お前は、俺のものだ---------------------



突然雰囲気の変わった俺に、本能的恐怖を感じたのだろう。
香ははっと身を強張らせ、俺から距離を取ろうと後退った。

しかし、所詮は密室のベッドの上。
俺は素早く立ち上がると、目の前のテーブルを軽く跨ぎ、
ベッドの上に乗り上げて、易々と香をベッドヘッドに追い詰めた。

「・・・・・・水臭いなぁ、香ちゃん」
我ながら、下卑た声だ。
「・・・」
訳も分からず不安な眼を向ける香の両手首を強引に掴み、
そのままベッドに押し倒す。
「男が欲しいのなら、俺に言えばいいのに」
「!・・・やめてっ!」
ようやく俺の意図を察し、青くなった香が、
俺の手を振り解こうと、暴れ出す。
「何でだよ。今日も男が欲しかったんだろ?
だからあの男と会ってたんだろ?邪魔して悪かったなぁ。
お詫びに俺が、あの男の代わりに、慰めてやるよ」
嫌がって顔を背ける香の首筋に、ねっとりと舌を這わせる。
香は大きく身を竦ませた。
「離してっ!」
「ラブホで男と女、やることは一つだよな・・・」
逃げられないよう、己の体重で香の下半身を押さえ込み、
左手で香の両手首をひとつに纏め上げ、頭の上に縫い付けた。
空いた右手で、手早く香のシャツのボタンを外し、脱がしにかかる。
「いやっ!やめてっ!」
尚も激しく抵抗しようとする香に苛立ち、残りのボタンは放棄して、
強引にシャツを引き裂いた。
「いやぁあっ!」
繊維が裂ける引き攣った音と、香の悲鳴が重なる。
黒のレースに包まれた豊満な胸が、剥き出しになった。
「色っぽい下着付けてんじゃん。こんな下着で、男を誘惑しようとしてたんだ?」
香はもはや、込み上げる涙を堪えることも出来ず、
ぽろぽろと涙を溢し、身を固くして、与えられる恥辱に耐えていた。

-------初めて見る香の痴態に、俺は、信じられないくらいの興奮を覚えた。



「あんま暴れられて、怪我されても困るからな」
先ほど引き裂いた香のシャツで、
香の両腕を手早く一つに縛り上げ、その一端を、
頭上のベッドヘッドに固定された金属ランプの脚に結び付ける。
淡いピンクの灯りに浮かび上がる香の肢体は、この上なく扇情的で、美しかった。
恐怖で言葉も出ない香に、酷薄な笑みを向け、更に容赦ない言葉を浴びせかける。
「こういうプレイは初めてか?安心しろよ。滅茶苦茶気持ち良くしてやるから、な」
香の眼に絶望の色が浮かぶ。
ほんの少し前まで、家族として信頼していた男に、手酷く裏切られたのだ。

--------可哀相に。

まるで人事のように、そんな考えが頭を過ぎる。
しかし、そんな感傷を嘲笑うかのように、俺の中の黒い欲望は、
更に勢いを増し、目の前の哀れな贄に襲い掛かった。

諦めたように大人しくなった香の身体に残る衣服を、一枚一枚剥いでいく。
すらりと伸びた長い手脚、張りのある豊かな乳房、その先に淡く色付く突起、
きゅっと括れた腰、そこから続く円やかなライン、控えめな茂み-----その全てが暴かれていく。
香の身体は、どこもかしこも真っ白で、シミ一つなく、美しかった。
既に男を知っているとは思えないほど、清らかで純粋だった。
俺は目を細め、しばしその身体に見惚れ、そして徐に、
その純白の肢体に己の標を刻み付けるべく、猛然と喰らい付いた。
「あ・・・痛っ」
首から鎖骨、胸、二の腕、ウエストライン-----噛み付く勢いで、次々と所有の証を残していく。
ひと通り付け終わると、一旦身体を離し、陶然と、その痕を眺めた。

---------俺のものだ。



香は自分の身に何が起こっているのか分からない様子で、
満足げに見下ろす俺を、ぼうっと焦点の定まらない眼で見上げている。
俺は、その眼の奥の真実を知りたくて、強い視線で覗き込む。
「こんなに俺の痕を付けて、それでも平気で、他の男に抱かれる・・・か?」
「え・・・?」
「あの男は、お前に痕を残したりしなかったのか?」
慌てて自分の身体を見下ろし、その意味を理解した香の顔が、かっと紅くなる。
「あの男は、どんなふうにお前を抱いたんだ?」
「いやっ」
香は聞きたくない、と言うように、激しく首を左右に振った。
その小さな頭を両手で押さえ込み、耳元に舌を這わせながら、低い声で囁く。
「なあ・・・教えろよ・・・香」
香は固く目をつぶり、身体を強張らせ、全身で拒否の姿勢を示した。
「なんだよ・・・答えてくれねえのかよ」
頑なに口を閉ざす香に、理不尽な怒りを覚え、俺は乱暴にその唇を奪った。
急に呼吸を奪われた香が、苦しげに眉をしかめる。
わざと隙間を作り、香が堪えきれず息継ぎをしたところに、
強引に舌を割り込ませ、口中を貪る。

-----------これが香との最初のキスか。

頭の片隅の冷めた部分で、ぼんやりそんなことを考えていると、
舌の根元辺りに、鈍い痛みが走った。
「ぐっ」
香が俺の舌を噛んだのだ。
思わず離した唇の間から、大量の唾液と、僅かな血が、混じり合い溢れ出た。
「やってくれるじゃねえか、香ちゃん」
唇を拭いながら、冷たい笑みを浮かべる俺に、香はまた、新たな涙を滲ませた。
手を縛られたままでは、自分で顔を拭うことも出来ない。
涙と唾液でベトベトに汚れたその顔は、痛々しく哀れだった。

香を泣かせているのは俺自身なのに、
その涙の跡を消してやりたいと思う、矛盾。

すっと香の頬に手を伸ばすと、
香はあからさまにビクンと身を竦ませ、小さく震えた。




「・・・そう怖がるなよ。悪かった。-----気持ち良くしてやる約束だったな」
俺はなるべく優しい声で、宥めるようにそう言うと、
嫌がる香の頬に手を添えて、その眼元に口付け、顔中にキスの雨を降らせた。
涙と唾液で汚れた跡を、丁寧に嘗め上げていく。
香の身体からも、徐々に力が抜けていった。

それを見届けると、俺はいよいよ、香の秘められた部分へと、侵略の手を伸ばし始めた。

恐怖に萎縮した身体は、解れるまで時間が掛かった。
それでも、その内面と同じく元来素直な香の身体は、
ひと度ほころび始めると、敏感に俺の愛撫に答えていった。

「あ・・あ・・あん」
右の乳首をチロチロと舌先で転がしながら、もう片方の乳首を右手で軽く摘み上げる。
香は上半身を反らし、焦れたように甘い声を上げた。
その背中の隙間に左手を滑り込ませ、腰のラインをそっと撫で下ろす。
すると今度は、くすぐったそうに身を捩り、切ないため息を吐いた。
「はぁ・・・ん」
敢えて強い刺激は与えず、優しく蕩かすように、柔らかな愛撫だけを加える。
腰の割れ目辺りを撫で回していた左手も、肝心な所には触れないまま、また背中へと戻した。
もどかしい愛撫に、香が身体をくねらせる。
「どうした?香」
香の顔を覗き込みながら、意地悪く聞くと、香はぱっと頬を紅潮させ、慌てて顔を逸らした。
俺は笑みを浮かべ、肝心な部分は避けたまま、更に身体の隅々まで、愛撫を施した。
俺の愛撫に素直に反応し、仔猫のようにプルプルと身を震わす香が、可愛かった。


「ね、ねえ・・・リョウ」
香が熱っぽい、掠れた声で俺を呼ぶ。
「何だ?香」
香の脇腹を手と唇で辿りながら、上目遣いで聞き返す。
「手・・・解いて」
香の潤んだ眼が、じっと俺に注がれる。その艶かしい視線にゾクゾクする。
どうやら俺が落ち着きを取り戻したと見て、何とか現状を脱却しようと考えたらしい。
「やだね」
しかし俺はそれをきっぱりと拒否して、香の柔らかな脇に強く吸い付き、痕を残した。
「ひゃ」
痛みからか、香の身体が小さく跳ねた。
「ね・・お願い・・・逃げたりしないから」
それでも香は、尚も必死で食い下がる。
「逃がしゃしないけどさ」
俺は体を上方にずらし、香の脚の間に己の下半身を強引に割り入れた。
左腕を香の腰に回し、身体ごと抱き込んで、動けないように固定して、
間近で香の顔を見下ろす。
「でも暴れるでしょ。香ちゃん」
「あ、暴れないよ」
「そうか?」
俺は徐に、香の脚の付け根に手を伸ばし、薄い茂みをさわさわと撫でた。
「はぁあん」
先程までのもどかしい愛撫で敏感になっていた香の身体が、魚のように跳ね上がる。
それを己の体重で押さえ込みながら、意地悪く笑ってみせた。
「嘘ばっかり」
「だ・・・だってリョウが・・・」
「俺が?」
今度は茂みを掻き分け、柔らかな中へと指を伸ばした。
予期していた通り、そこは既にトロトロに溶けていた。
包皮に包まれたままの芽を探り当て、そろりと撫で上げる。
「ひゃぁあ・・あ!」
鋭い快感をやり過ごそうと、香が大きく身をくねらせる。
「やっ・・・やぁ」
愚図る子供のように、頭を左右に振る。
「嫌なもんか。ここはこんなに喜んでるぜ」
重なり合う花弁を二本の指でぱっくりと開くと、歓喜の蜜が溢れ出た。
「ほら、ぐちゃぐちゃだ」
わざと音を立てて、その入り口をぐるりと掻き回すように親指を動かす。
ピチョピチョという水音が、生温い空気を震わせる。


「や・・・ん・・・」
その濡れた音が恥ずかしいのか、香は震えながら固く目を閉じ、
声を殺そうと、必死に歯を食いしばっていた。
「いやらしい身体だ」
俺は更に香を煽るように、包皮をめくり、剥き出しの芽を刺激した。
香の身体がビクンビクンと跳ね上がる。
追い討ちをかけるように、香の腰を支えていたもう一方の手を、
背後から秘所へと回し、愛液で濡れそぼった花芯と蕾とを、同時に刺激した。
「はあっ・・・も・・・やぁ!」
与えられる快感の波に堪えきれず、嬌声が上がる。
香の身体は、急速に高みを目指して駆け上ろうとしていた。
あとほんの少しの刺激で、逝ってしまうだろう。

そのギリギリの瞬間を見計らい、俺は、一切の愛撫を止めて、香の身体を放り出した。

眼前には、全裸で手を頭上に縛り上げられ、身体中にいやらしい痕を残され、
恥ずかしい部分を余す所なく晒した香が、身を震わせながら横たわっている。
眼に涙を溜め、紅潮した顔に、信じられないという表情を浮かべ、
呆然と、俺を見つめている。
俺はたっぷりとその姿を堪能してから、冷たく言い放った。

「そんなに嫌なら止めてやるよ」

香はショックを受けたようだった。
当たり前だ。快楽の極みを目の前にして、突然放り出されたのだから。
香の腰が切なく揺らめく。
手を縛り上げられていては、自分で慰めることも、逃げ出すこともできない。

「俺に抱かれるのは、嫌なんだろう?」
手を伸ばし、一瞬だけ、その固く立ち上がった芽を人差し指でノックした。
「あっ!」
限界まで昂っていた香の身体は、面白いように反応した。
香の脚の間に体全体を割り込ませ、両の太腿の内側に手を添えて、大きく開かせる。
もうすっかり開ききった花芯が、紅く充血した花弁の中央で、ヒクヒクと泣いている。
「でも、香ちゃんの身体は、嫌がってないなぁ」
その中を覗き込むように顔を寄せ、中心に息を吹き掛けるようにして喋ると、
香は堪らないというように、妖しく腰をくねらせた、
新たな蜜が、とろりと花芯から零れ出す。
「く・・・ふぅん。リョ・・・リョウ・・・」
切ない声で、俺を呼ぶ。



快楽の虜となり、俺の手の中に堕ちた香。
それにある種の満足感を覚えながらも、
暗い衝動に支配された俺は、香を追求する手を弛めなかった。


-----------許さない。


俺は香の花芯を乱暴に弄りながら、詰問した。
「別にいいんじゃないのか?男なら誰でも」
香は激しく首を横に振った。
それは、俺の言葉を否定しているようにも、
俺自身を拒絶しているようにも見えた。
俺は、吐き捨てるように、更に残酷な言葉を投げ付けた。
「男が欲しくて、惚れてもいない男と、平気で寝たくせに!」
「・・・!」
香の顔が、悲痛に歪む。

-----------我ながら、最低の男だと思う。

俺に香を非難する資格はない。

責められるべきは俺だ。

香の優しさに甘えきっていた俺だ。


それでも、あの男が、香に触れたのだということが------
俺の知らない香を知っているのだということが------

------どうしても、許せなかった。





「なあ、あの男とは、どういうSEXをしたんだ?」
無雑作に香の中に指を突っ込みながら、先ほどの質問を繰り返す。
「はっ・・・」
心と身体はバラバラだ。
香はあまりの恥辱に泣き震えながらも、
身体はそれを裏切り、俺の指を歓喜をもって迎え入れた。
「そんなに、良かったのか?」
クチュクチュと、指で香の内部を探りながら、尋ねる。
「・・・・・・っ!」
香は息を詰め、必死で快楽の波に耐えていた。
「なあ、教えろよ」
俺は一旦指を抜き、更に別の指を添えて、香の入り口に宛がい、
軽く刺激してから、再び奥まで穿とうとした。

-----堪りかねたように、香が叫ぶ。

「か、彼は優しかったわ!」
俺は、ピタリと動きを止めた。
「いつも、優しい言葉を掛けてくれて。
私を傷付けるようなことは、一切しなくて!」
香はしゃくり上げながら、尚も言葉を続けた。
「は、初めてのときも、私が初めてだって知ったら、
凄く驚いて・・・私の身体のことを気遣って・・・本当に、優しくしてくれた・・・」


-----------やめろ。これ以上聞きたくない。


自分で無理矢理聞き出したことなのに、
香の告白は、思った以上に、激しく俺を打ちのめした。
心臓が握り潰される程に苦しい。目の前が真っ暗になる。


 俺以外の男に、抱かれた香


-----------それでも、知っていたかった。香のことなら、全て。


それが、子供じみた独占欲に過ぎないのだとしても。

それが、香を傷付けると分かっていても。





そして俺は、まだヒクヒク泣いている香に、最後の質問を投げ掛けた。

「-----それでも、好きじゃなかったんだろう?」

香は、どこか遠くを見つめるような眼をして、小さく、ぽつりと答えた。


「・・・好きだったわ」


-----------予想通りの答に、俺は、深い安堵と、果てしない絶望を覚えた。


やはり、香は香なのだ。
男なら誰でもいいような、そんな軽い女じゃない。

元来情の深い女だ。
一度でも身体を許した男に、何の好意も抱かない訳がない。
例え最初は体だけの関係であっても、何度か情を交わし合えば、
そのうちに、濃やかな男女の愛情を育んでいけたかもしれない。
そうして二人は、やがて幸せな恋人同士になっていたかもしれない。


「-----だが、もう遅い」


俺は低い声で呟くと、ゆらりと重い体を起こした。
香の膝裏に手を掛けて、その両脚を大きく割り開く。
赤黒く膨れ上がった醜悪な己自身を、何の躊躇もなく、その柔らかな中心へと宛がう。

「や・・・やめ・・・」
これから自分の身に何が起ころうとしているのかを理解した香が、
全身を強張らせ、最後の無駄な抵抗を試みる。

「・・・力抜けよ」
俺は構わず、腰を進める。




「う・・・うそ・・・そのまま?」
香が何を懼れているのかを悟り、俺の中に、昏い喜びが湧き上がった。
「生は初めてか?」
「や・・・ね・・・お、お願い。付けて・・・」
香の悲痛な願いも、残虐な蛇の虜となった俺には届かない。

「お優しい彼氏は、いつでもSAFE SEX・・・か」
香の哀願を無視し、香の脚を抱え直して、更に上へと持ち上げ、押し開いた。
「や・・・や・・・」
ガクガクと震えながら、消え入りそうな声で、拒絶の声を漏らす香。

-----------本当に、可哀相だと思う。

-----------俺なんかに、愛されて。


「でも生憎俺は優しくないんだ」

自虐的な笑みを浮かべて、俺は情け容赦なく、熱くそそり立つ己の欲望を、
香の最奥まで一気に叩き込んだ。

「あっああ!いやぁああっ!!」

香の絶叫が、閉ざされた空間に響き渡る。

------------大切な女。愛しい女。何としても、守りたかった女。

「ほら、存分にくれてやるよ!」
休む間もなく、激しく腰を打ち付ける。
「あ!ああっ!」
香は一瞬意識を飛ばし、糸の切れた操り人形のように、
ガクガクと、俺に揺さぶられるままになっていた。

------------その女を、今、犯している。




「香・・・」

俺は一旦動きを止め、香の意識が回復するのを待った。

香の中は狭く、力の抜け切った四肢とは裏腹に、
その内側は、激しい収縮を繰り返し、ぎゅうぎゅうと、俺の肉棒を締め付けていた。

「リョ・・・リョウ・・・」
夢現の狭間で、俺の名を呼ぶ香。

香の温もりに包まれていることを実感し、
俺は、狂おしいほどの快感と、
泣きたいほどの切なさに、打ち震えた。

------------俺は今、香を抱いているんだ。

どうにも堪らない新たな感情が湧き上がり、
俺は、香の背に腕を回すと、きつくきつく、その身体を掻き抱いた。
「あ・・・はぁ・・・」
香が苦しそうに喘ぐ。
その吐息すら奪うように、激しく口付け、再び腰を動かし始めた。

汗で滲む視界の先に、熱に浮かされた眼で、俺を見つめる香が見える。


-------------そうだ。

俺は、ずっと、こうしたかったんだ。

香を守りたいと思うようになってから。

香に守られていると実感するようになってから。

俺は、香に対する己の醜い欲望の全てを、腹の底に、固く封印した。

怖かったんだ。

あの幸福な日々を失うことが。

香を失うことが。

どうしようもなく、怖かった。

本当はずっと、香を一人の女として求めてた。

香とひとつになりたかった。




俺は、香を抱く腕に更に力を込め、
空気すら入り込めないくらいに身体を密着させ、二人の隙間を埋めた。


 香!   香!   香!


言葉にならない声で、その名を叫び続ける。

「リョウ・・・リョウ・・・」
それに呼応するかのように、香がうわ言のような声で、俺を呼ぶ。


 (香!)


俺の、見栄も、プライドも、狡さも、弱さも、独占欲も。
その全てを洗い流し、心の奥底から、想いの本流が溢れ出す。


 愛してる!  愛してる!  愛してる!


頭の中が、その想いだけで一杯になる。

俺は何かに突き動かされるように、激しく腰を振り続けた。

「あっあっああっ!」

尽きることなく湧き上がる、香への想い。
俺の内部に留まりきれないほどに溢れ返ったその想いは、
やがて出口を求め、急速にせり上がり、香自身へと向かって行く。


 (愛してる!)


------------俺は、その想いの全てを、香の中にぶち撒けた。

「香・・・!」
「リョウ・・・!」

絶頂の最中、俺の名を呼ぶ香が、堪らなく愛しかった-----------





それから何度も交わり、香の中に己を注ぎ込み、
俺の名を呼ばせ-----それは、香が完全に気を失うまで続けられた。

蒼白な顔で、ぐったりと横たわる香の腕の戒めを解いてやる。
手首に残る、赤黒い痕が痛々しい。
そっとその手首を取って、その痣に口付けても、香は何の反応も示さない。
かすかに感じる脈で、香が生きていることを実感し、ほっとする。

狂おしいほどの激情が去った後、訪れたのは、激しい後悔だった。

-----香をこれ以上ないという程に傷付けてしまった。最悪の形で。

ピンクのライトに照らされた、香の全身に残る夥しい陵辱の痕。
俺は一刻も早くこの狂った空間から逃げ出したくて、
その華奢な身体を抱き上げ、バスルームへと運んだ。
広いバスタブの中に静かに香を横たえて、
ぬるめのシャワーで、優しく全身を洗い清めていく。
それでも香は、何の反応も示さないまま、
まるで死人のように、ピクリとも動かなかった。

手早く身支度を整え、清算を済ませ、部屋を後にする。

-----この数時間の代償に、いったい俺は、どれだけのものを失うのか。

それを知るのが、怖い。

未だ完全に意識を手放したままの香を、俺のジャケットにすっぽりと包み込み、
大切に抱え込んで、赤いクーパーへと乗り込む。


何があろうと、俺にとって、帰る場所はひとつしかない。

そこがもはや、香にとって、家と呼べない場所でも。



薄暗い駐車場から抜け出すと、世界は深紅に染まっていた。
俺は一瞬、それは己の狂気が見せる幻影だと思った。

-----しかし、それは現実だった。

紅く燃ゆる太陽が、西の空を飲み込んで膨れ上がり、

街も、人も、全てを焼き尽くし、闇に沈めようとしていた。



---------全て燃えて灰になってしまえばいい。

---------香を傷付けるこの身も。この想いも。



[現行スレ]http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1330600302/l50



関連記事
[ 2012年12月07日 00:00 ] カテゴリ:寝取られ系SS | TB(-) | CM(0)

  コメントは気軽にどうぞ!!情報提供、レビューや感想、会話、独り言など、何でもOKです。
  誹謗中傷、個人情報の流失などは禁止、作品に対するマイナス評価は誹謗中傷にはなりません。

 

 
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
NTRの館(寝取られの館)
( NTRの館 Next )→ http://blog.nostalgia394.com/
麻呂の患者はガテン系3 完結編
18歳未満の方は観覧禁止です。
麻呂の患者はガテン系3 完結編
麻呂の患者はガテン系3 完結編
待望の完結編が遂に登場!!
麻呂の患者はガテン系1&2 合体版
麻呂の患者はガテン系1&2 合体版
未プレイの方はこちらから、お薦めの作品です。
ボクの彼女はガテン系 ビジュアルファンブック ゲーム本編同梱 DMMオリジナル描
名作ですよね。
【DMM限定】ボクの彼女はガテン系 ビジュアルファンブック ゲーム本編同梱 DMMオリジナル描き下ろしおっぱいマウスパッド付き(乳首突起あり)
ゲームだけで良いという人はDL版を買えばいいと思います。
ラブトライクEZR
5月17日発売です。
お蔵入りにならなくて良かった。
お薦め寝取られ同人ゲーム
ホントノキモチ ナナハよ。 TS魔法少女なお!
お薦め寝取られゲーム
河原崎家の一族2 完全版 ボクの彼女はガテン系/彼女がした事、僕がされた事/巨乳妻完全捕獲計画/ボクの妻がアイツに寝取られました。 鎖-クサリ- 若妻万華鏡アニメーション追加完全版+夫の前で●されて…アニメーション追加完全版 瀬里奈KAGUYAコレクション 聖エステラ学院の七人の魔女【萌えゲーアワード2013 エロス系作品賞BLACK 金賞受賞】 奪 ~人の妻、売ります~ 奪again ~人の妻、また売ります~ 妻の媚肉を弄る父の太い指 ~知らぬ間に父のモノになっていた愛妻(つま)は、悦びの喘ぎとともに腰をうねらせていた~ 壁の向こうの妻の嬌声(こえ)~愛する妻の肢体(からだ)はもう、隣の旦那を忘れられない~
DLsite.com
NTRPG 寝取られたティリス -幼なじみはビッチな肉便器- 夜這いゲーム キミノオモイ 雷神7パワーアップキット
ランキングサイト
【18禁】ギャルゲー・攻略ブログ にほんブログ村 ゲームブログ PCゲームへ
応援にクリックしてもらえると嬉しいです。
人気ページランキング
ブログパーツ
寝取られ系AV
新婚ママ限定!マジックミラー一軒家「庭の旦那からは見えないから…」初めて旦那以外の前で下着一枚になる貞操妻!羞恥からの興奮!愛液グショグショで結局「寝取られ」SEX 「カップル限定」マジックミラー号の中で、自慢の彼女を「寝とって」真正中出し! 10 超豪華版!! 撮り下ろし6人+シリーズ歴代人気美女12人(中出し合計20発)総集編付き8時間 「寝取られ願望」 愛する妻が目の前の他人チ○ポに戸惑い!欲情!生中出し!!自慢の妻をハダカで男湯へ 2 カップルで挑戦!人生ゲームDX
アクセスランキング
FC2ランキング
[ジャンルランキング]
アダルト
1156位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
ゲーム
27位
アクセスランキングを見る>>
カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:


情報、レビューなど頂けたら助かります。
(コメント欄でも有難いです)



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。